「特許公報の読み方・使い方」研修のご紹介
主な受講対象者
- 入社後1~3年目程度の若手研究開発者
所要時間
- 最低4時間~
講師
講座概要
企業の研究開発者の多くの人は、様々な業務において「特許文献」に関わり続けます。競合他社などの特許公報類の調査・分析や、業界の技術動向確認などはもちろん、自らの発明創出活動においても他者の特許情報を活かしていくことは極めて重要です。
企業の技術者としての使命を果たすためには、特許公報の「読み方」と「使い方」を習得しておくことが欠かせません。
この研修では、特許文献の種類(公開公報や特許公報など)と役割・重要性を理解した上で、「公報には何が書いてあるのか?」「どの部分を重点的に読めば効率が良いのか?」「読み難いクレーム(特許請求の範囲)はどのように読んでいけば良いのか?」など、企業の技術者としておさえておくべき必須知識を習得することを目的としています。
単なる講義(座学)ではなく、公報の内容を本当に理解できているのかどうかを演習を通じて確認することで、研修の効果をより高めるように工夫されています。
入社後1~3年目程度で、特許文献に触れた経験の少ない若手技術者向けの特許研修として最適な内容となっており、多数の企業でご活用いただいている人気のセミナーです。
レジュメタイトル抜粋
- 開発活動と特許文献との関わり
- 研究開発活動と特許文献の関係
- 特許文献の有用性
- 特許文献の読み方
- 発明の思考プロセスを読み取る
- 特許が取れる発明とは
- 特許された発明の解釈
- グループ演習(特許文献の見える化)
・公報の種類について(公開公報、特許公報、他)
・書誌事項(フロント頁)の説明
・特許請求の範囲の読み方
・詳細な説明の読み方
・公報を早く読む方法
・特許明細書と問題解決過程との対応
・発明の解析
・特許が取れるための条件
・発明の4要素の関係
・特許請求の範囲の解釈(構成要件の考え方)
・基本特許と改良特許の関係