知財戦略の立案と実践

主な受講対象者
  • 知財戦略を立案・推進する立場にある方(主にマネージャー層)
所要時間
  • 6時間程度の確保が望ましい講座です
講師
講座概要

 今や、大手企業に限らず、中小・中堅企業もグローバル化への転換が求められています。グローバル化企業へ転換するためには、企業理念に沿った知的財産戦略をきちんと立て、その戦略に基づいた技術開発、権利取得、製造・販売を行っていく必要があります。技術開発の方向性や、どの国で製造・販売するのか、製造・販売する国で必要となる権利は何なのか?を予め立てた戦略に沿って進めていくことが重要です。
 また、同時に社内全体の知財意識を高め、知的資産を知的財産に変えていく仕組み作りも進めていかなければなりません。
 そのためには、本当の知財戦略とは何なのか?どのように戦略を立てれば良いのか?立てた戦略をどのように進めていけば、思ったような結果が得られるのか?など、順序立てて正しく把握する必要があります。その為には、現状把握(①自社の貴重な資金を使って取得した特許が有効に使われているのか、②現在の自社の立ち位置がどの辺りに位置しているのかを認識することです。)から始める必要があると思います。正しく自社の現状を理解出来れば、どのような方向で開発活動を進めていけば良いか、自然と見えてきますし、現在の状況から、その先の未来を創造していくことも可能となります。
 本セミナーでは、自社の現状を的確に分析し、その上で知財戦略を立案・実践するまでの一連のプロセスを演習を交えつつ解説します。

 

本セミナーのメリット

    • 会社の方針(ポリシー)を明確にして、改めて社内全体に認識させることができるようになります
    • 知財戦略を立案・実践できることにより、知財部門の地位を向上させることに繋がります
    • 知財戦略の成果を評価することができ、それを可視化することが可能となります

 

レジュメタイトル抜粋

知財戦略に関する全体的な内容

 1.企業価値を高める「知財戦略」
 2.新しい「知財戦略」とは
   競争市場から競争のない市場へ
 3.マーケティングと研究開発の連携を支援する知財戦略
 4.特許と市場の関係と未来予測
 5.商品(技術)・市場マトリックス
 6.超過収益力と知的財産報告書
 7.強み、弱みと機会、脅威の確認(演習)

知財戦略の策定・推進に関する実践的な内容

 1.知財戦略策定の事前作業
 2.現在の位置と向かう方向を見定める
 3.特許の群管理とは
 4.目的の構造化と手段の構造化
 5.パテントマップとマーケットマップ
 6.群管理マップ
 7.戦略を実行するためのシステム作り
 8.次世代の課題の見つけ方
 9.問題探索シートの作成(演習)

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