「知財戦略・経営の本質とその実践(儲かる知財への革新)」講座のご紹介
主な受講対象者
- 経営者・幹部社員
- 研究開発部門マネージャー層
- 知財部門マネージャー層
所要時間
- 2時間~
講師
講座概要
知識経済社会では、知財を含む無形資産が価値の源泉でありそのマネジメントが重要となります。近年この強化に向けて知財立国構想やプロパテント政策などを官民挙げて推進し特許行政や裁判の迅速化などにおいては成果も出てきつつあるものの、多くの企業現場においては依然として特許の量産体質が残っており、知的創造サイクルは廻っていないのが現状と言えます。
しかし、今後のグローバル競争を睨む時、競争力の源泉としての知財(特許)を、現状の「管理知財」から経営に貢献する「経営知財」に転換することは不可避です。
本セミナーでは、講師の10年にわたる大手電器メーカー半導体部門における知財改革の経験・知見を交えて『知財戦略経営とは何か、儲かる知財へ革新』の本質をわかりやすく明快に論説します。
レジュメタイトル抜粋
1.はじめに(世界観をもつ)
・航海の為には、地図(全体像の把握)と羅針盤(哲学)が必要である
2.知識経済社会と無形資産(企業価値と無形資産の関連)
・企業価値を上げるには無形資産価値を増やさねば成らない
3.製造業における知財の現状と課題
・理念である知財創造サイクルが廻っていない
4.知財経営とは何か、その真髄と実務例
・知財安全性と事業優位性の確保を図り、事業価値・企業価値を向上させる
・世界市場と製品開発がリンクした知財開発マネジメント(知財レビューを組み込む)
5.特許の本質の理解
・特許の本質はなにか、強い特許とはなにか、
・「世界IP戦争」とは、詰まるところ言語の戦いである
6.儲かる知財への革新
・何故、特許出願をするのか、その目的は何か
・特許裁判の経験から得た教訓/外国に於ける裁判の実情とリスク